■大谷大学について
京都には龍谷大学や佛教大学など仏教系の大学がいくつかありますが、大谷大学もそのうちの1つです。大谷大学は浄土真宗東本願寺派の学寮を前身としており、元は文学部のみを置く単科大学でした。人材ではなく人物を育てるという方針は、共感すべきところですね。現在は文学部をはじめ、社会学部、教育学部、国際学部と、文系の4学部を持ちますが、3500名ほどの学生の3分の2が文学部の学生という、文学部主体の大学であると言えるでしょう。
■大谷大学のキャンパス
大谷大学のキャンパスは京都市北区にあります。延伸された地下鉄の北端である北大路駅からほど近いところにキャンパスがあり、京都駅から乗り換えなしで行けるアクセスはかなり良いといえます。
住所:〒603-8143 京都市北区小山上総町
交通:地下鉄北大路駅徒歩2分
■大谷大学のアドミッション・オフィス入試
大谷大学ではアドミッション・オフィス入試が行われています。これはいわゆる総合型選抜やAO入試といえるもので、主に小論文や面接によって合否が決まります。
出願資格
専願
一次試験
学長による大学の理念、そして各学科によるアドミッション・ポリシーの説明を聞き、その内容に基づいた小論文を作成する。文学部歴史学科のみ、セミナーの内容を含めた小論文を作成する。
二次試験
以下の学部学科では、セミナーが実施されます。セミナーという言葉からイメージされるのは授業を聞くことかもしれません。しかし実際の内容は、学部や学科によって異なるため、注意が必要です。
なお、セミナー以外に二次試験では、全ての学部学科で面接が行われます。
文学部哲学科・・・・・・グループディスカッション+小論文
社会学部現代社会学科・・グループディスカッション+プレゼン
社会学部デザイン学科・・グループディスカッション
教育学部・・・・・・・・グループワーク+課題(レポート)
国際学部・・・・・・・・プレゼン
■大谷大学の公募制推薦:A方式小論文型
大谷大学ではアドミッション・オフィス入試のほか、公募制推薦入試の小論文型もお勧めです。これは2000字程度の文章を読み、それに対する自分お意見を800文字程度の小論文書き、その小論文の出来で合否が判断されます。2021年度入試からこの小論文型は、読むべき文章の文字数も、書くべき小論文の文字数も多くなりました。
この入試は専願ではなく、11月下旬に行われるという日程から、他大学の総合型選抜などで不合格になった場合の受験先として候補に入れておくのも良いでしょう。他大学との併願はもちろん、英語と国語の試験が課せられるB方式の受験も可能です。
■大谷大学の入試結果(2020年度入試)
下の表は、大谷大学のアドミッション・オフィス入試と、公募制推薦A方式(小論文型)の入試結果です。現在の入試とはやや異なる点もありますが、学部や学科の倍率がどれ高という点においては参考になるかと思い掲載しました。
文学部では歴史学科が、そして社会学部の現代社会学科、および教育学部が毎年倍率が高くなる傾向にあります。
■大谷大学を受験するには
どの入試方式を選択すべきか
大谷大学を受験するなら、AO入試と公募制推薦A方式小論文型、両方の受験を考えましょう。なぜならいずれも小論文を書くという点で一致しているため、対策では重複する点が多いためです。もちろんAO入試で合格すればよいのですが、たとえ不合格になっても公募制推薦への出願は可能ですので、入試の日程の面でも両方受験しやすいといえます。
どの様な対策が必要か
どちらの入試を受験するにも、やはり小論文が対策の中心になるでしょう。AO入試の場合は講義レポートの対策も必要になるでしょうが、それは文章を読んで自分の意見を書くのか、人の話を聞いて自分の意見を書くのかという点の違いにすぎず、大きな差はないと考えることが出来ます。つまり受験生に求められるのは文章力や思考力であり、それらを鍛えることが必要になります。
■当塾の対策について
大谷大学の対策は、AO入試も公募制推薦も、小論文が対策の中心になるでしょう。また、大谷大学のこれらの入試は決して倍率が低くはないため、併願先にいくつかの大学を受験することも検討しておくべきでしょう。当塾では以下のような取り組みを行い、大谷大学のAO入試と公募制推薦、両方の対策のサポートを致します。
■二重まるを選ぶ5つの理由
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