■東海大学について
「東海大学」という名を初めて耳にするのは、附属高校のスポーツを通してかもしれません。実際に附属高校は関東を中心に、北海道から九州まで全国に14もあるのです。
東海大学は、1943年に静岡県清水市に設立された航空科学専門学校が前身となります。現在は19の学部を持ち、2万5千人以上の生徒がいる有名大学となっています。
■東海大学のキャンパス
東海大学は湘南、代々木、高輪など、北海道から九州まで7つのキャンパスがあります。最も多くの学生が通うことになるのが湘南キャンパスで、ここでは文学部、文化社会学部、政治経済学部、法学部、教養学部、体育学部、健康学部、理学部、情報理工学部、工学部、観光学部(1年時のみ)の学生が通っています。
■東海大学の総合型選抜
東海大学では総合型選抜、および学校推薦型選抜が行われていますが、いずれも専願になり、合格した場合は入学が義務付けられます。総合型選抜については、学科課題型、適性面接型、スポーツ優秀者型、スポーツ・音楽優秀者総合型選抜と4つの方式があります。それぞれの方式ごとに、その入試の仕組みを以下で説明いたします。
■総合型選抜(学科課題型)
学科課題型の総合型選抜は、二段階選抜になっています。一次審査は書類のみであり、合格者は二次試験に進みます。二次試験では受験する学部学科ごとにその試験内容が異なります。受験料も一次試験と二次試験で分けて支払う点は、親切な印象を受けます。
試験内容
出願資格:特になし
一次審査:書類(指定課題あり)
二次審査:面接、プレゼン、口述試験など。
対策
この学科課題型の対策としては、志望理由書などの書類とともに提出する指定課題が最初のポイントになるでしょう。志望理由書なども時間をかけて作成しなければなりませんが、指定課題もボリュームがあり時間がかかるものもあります。小論文やレポートのような課題が多いので、1か月ほど前から準備に取り掛かるようしてください。
二次試験は面接や口述試験となります。口述試験では高校の学習内容に関する問いがなされるところと、学部や学科に関する質問がなされるところとがあります。学部学科の学びに関する質問とは、主に受験者が書類に書き記したことに関する見解を求めるか、もしくは学びの基礎的な事柄に関する質問となり、面接対策の延長で乗り切れるはずです。
■総合型選抜(適性面接型)
適性面接型の総合型選抜は、一次試験は書類、二次試験は面接や口述試験の二段階選抜になっています。またこの方式は11~12月に行われるⅠ期と、2~3月にかけて行われるⅡ期があります。学科課題型に比べ提出する書類の量が少ないので、受験はしやすいと言えるでしょう。しかし、面接でどれだけアピール出来るかが重要となるので、アピールできる資格や実績のある受験生が合格をつかみやすいと言えます。
試験内容
出願資格:特になし
一次審査:書類
二次審査:面接、プレゼン、口述試験など。
対策
英語資格を持っていたり評定が高い受験生は、学科課題型よりも適性面接型の方が良いかもしれません。ただ、高度な資格を有していれば合格できるというわけではなく、一番のポイントは東海大学が求める人材との一致です。学部や学科によって評価される点や求められる人材は異なるので、受験生は東海大学のパンフレットや、アドミッションポリシーを熟読しておく必要があるといえます。
面接には口述試験もありますので、書類に書き記したことに関する細かな点について質問されることもあるでしょう。そうした質問にも答えられるよう、二次試験の対策は時間をかけて行ってください。
■東海大学総合型選抜入試倍率
東海大学の総合型選抜の学科課題型、適性面接型Ⅰ期、適性面接型Ⅱ期に分けて入試結果を比較してみると、適性面接型の方が合格率は高いのですが、受験できる学部が限られてきます。また、適性面接型で受験できる学部は、学科課題型でも入試倍率はそれほど高くないことも分かります。
したがって、東海大学の総合型選抜を受験するならまずはどの学部を受験するかを考え、適性面接型の受験が出来ない場合は、多くの学部の入試が実施されている学科課題型を受験する。もし不合格になった場合には、学部をずらして適性面接型を受験する。そうしたやり方を検討してみてもいいかもしれません。
■東海大学の併願先
東海大学の総合型選抜は専願ですから、もし他の大学を受験しようとするなら、併願が可能な大学を受験する必要があります。大東亜帝国という大学群の中では大東文化大学、亜細亜大学、帝京大学などが、日東駒専の中では、日本大学、専修大学などが併願可能です。女子大なら日本女子大学、フェリス女学院などに併願可能な総合型選抜があります。
併願先の選定で重要なことは、準備や対策を少しでも減らせるようすることです。受験先の学部や試験内容が似たところにすれば、受験大学が増えてもやることはそれほど増えません。
■二重まるの対策
東海大学の総合型選抜では、学科適正型を受験するなら事前提出書類の準備や面接の対策が必要です。適性面接型においても提出書類の準備や面接対策が必要です。
当塾ではこれらの指導をすべて、しかも毎日行います。東海大学だけではなく、他の大学を併願受験する場合にも、どれだけ受験大学が増えても徹底的にサポートいたします。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
■説明会・対面授業の情報
説明会の情報はこちら➔説明会