■桜美林大学について
桜美林大学の創設者である清水安三は、1917年に日本組合基督教会が派遣した最初の宣教師として中国に渡りました。そこで大震災に見舞われ、読み書きや自立の為の技術を教えることが必要であると感じ、1921年に北京にて崇貞平民女子工読学校を設立しました。これが桜美林学園の源です。そう、桜美林大学はキリスト教系であり、元々は中国で教育活動を始めたのです。
こうした沿革から、グローバル人材の育成が現在の桜美林の特徴ともいえ、学部ではなく学群にわけ、多様な学びを可能にしています。
■桜美林大学のキャンパス
町田キャンパス
リベラルアーツ学群/健康福祉学群など
〒194-0294 東京都町田市常盤町3758
東京ひなたやまキャンパス
芸術文化学群
〒194-0032 東京都町田市本町田2600-4
■桜美林大学の推薦入試
桜美林大学には、総合型選抜、学校推薦型選抜、航空・マネジメント学群入学者選抜などの推薦入試が行われています。ここでは総合型選抜を中心に、全ての推薦入試の受験システムや対策について説明しますので、桜美林大学志願者はぜひ目を通してください。
■総合型選抜について
桜美林大学の総合型選抜には、第1回目と第2回目とがあり、たとえ1回目で不合格になっても2回目が受験できます。そして専願か併願かも選択できるため、受験しやすいといえるでしょう。もちろん、併願より専願の方が合格はしやすくなっていますが、いくつかある推薦入試の中ではこの総合型選抜が最も受験しやすいといえます。したがって桜美林大学を第一志望にしている受験生は、この総合型選抜の受験を考えてみてください。
一次試験:書類
二次試験:面接
*芸術文化学群のみ、実技審査や作品審査あり。
二次試験の面接は、事前に知らされている課題図書に関する質問が投げかけられます。受験生はその課題図書を読み、その内容を大まかに把握しておかねばなりません。そして、そこに書かれている内容に対して、自分の意見を持っておくことが重要です。本の細かな内容に関する質問はされませんから、本に書かれていることを暗記する必要はありません。重要なことは、そこで取り扱われている内容や筆者の主張などについて、自分はどう思ったか、どう考えるかという自分の意見を持つことであり、それを面接の場で述べられるような準備をしておきましょう。
■公募制学校推薦型選抜について
学校推薦型選抜では、現在通っている高校の校長先生の推薦が必要となります。そういうと、優れた実績や高い成績が必要と思われるかもしれませんが、生徒が出願したいといえばほとんどの高校は認めてくれるはずです。
出願資格(専願)
評定3.3以上(または英検準2級などの資格)
*グローバルコミュニケーション学群は評定3.5以上(または英検準2級などの資格)
*芸術文化学群は評定3.0以上
出願資格(併願)
評定3.8以上
*健康福祉学群は評定3.5以上
*芸術文化学群は評定3.3以上
試験:書類+面接
*芸術文化学群のみ、実技審査や作品審査あり。
*グローバルコミュニケーション学群の面接は、英語面接もあり。
この試験は総合型選抜と同じように、事前に知らされている課題図書に関する質問が投げかけられ、その内容に関する自分の意見を述べる形式になります。また、グローバルコミュニケーション学群の面接は英語での質問もありますが、その難易度は英検準2級程度だと考えて良いでしょう。
■航空・マネジメント学群 総合型選抜
航空・マネジメント学群は、パイロットや管制官を目指す特殊な教育を行っており、そこでも総合型選抜入試によって入学することが出来ます。こちらでも併願・専願が選択できます。
出願資格
・パイロット養成コースは英検2級以上
【パイロット養成コース】
一次試験:書類
二次試験:適性検査+面接+グループ討論
【管制コース・整備管理コース・空港マネジメントコース】
一次試験:書類
二次試験:書類面接
■桜美林大学の学費について
桜美林大学は学群に分かれており、学群ごとに学納金は異なります。芸術文化学群は桜美林の他の学群と比べやや高めですが、芸術系はどの大学も同じような傾向があります。
桜美林大学には航空・マネジメント学群があり、パイロットや管制官を目指せることが大きな特徴と言えるでしょう。私立大学の文型の場合、1年間の学納金は100~120万前後が一般的です。航空・マネジメント学群のパイロット養成コースの学費は、その2倍以上の年間280万ほどに設定されています。これは授業料に加え、実験実習費が年間120万かかるためであり、それがトータルの学納金の額を引き上げています。
■パイロットになるには?
パイロットになる最もお金がかからない方法は、航空大学校に入学することでしょう。この航空大学校に入学するには、短大卒業、もしくは普通の大学に2年通わねばなりません。それが受験資格になっています。航空大学校には2年間通うこになるので すが、1年あたりの学納金は130万ほどになっています。
学費が安い大学に2年通い、その後航空大学校に通う。そうすると学費は安くなりますが、航空大学校は受験倍率が7~8倍と、難関であるといえます。したがって桜美林に籍を置きながら航空大学校の受験にも挑戦する。確実にパイロットを目指すには、こうしたやり方が良いのではないかと思います。
■桜美林大学受験者の準備について
桜美林大学の総合型選抜の入試要項は、6月頃に発表されます。2回ある総合型選抜のうち、1回目の出願は9月15日から始まりますので、なるべく早い段階で入試要項を確認し、書類の準備に取り掛かりましょう。
書類の作成自体、急いでやればそれほど時間はかかりません。しかしながら文章力の向上や、書いた内容の構成のことなどを考えると、書類だけでも1か月は準備期間が欲しいところです。
そして二次試験の面接ですが、一般的な面接対策にとどまらず、課題図書をじっくり何度も読み返し、そしてそれの対する自身の意見を作り上げるといった準備が必要です。この面接対策でも、やはり1か月ほどの期間があると良いでしょう。
総合型選抜は受験者の人柄が見られます。何も準備をしない受験生より、じっくり準備を進めてきた人物が評価されるでしょう。
■二重まるの対策
桜美林大学の総合型選抜、および公募制学校推薦型選抜は、まずは書類の作成に取り掛かり、その後は課題図書を元にした面接対策が重要になるでしょう。
まず書類の作成ですが、桜美林大学は志望理由書だけではなく、小論文や読書レポートの提出が必要になります。これらはいずれも点数がつけられ合否を左右するものになるので、時間をかけて作成する必要があります。
さらに二次試験の面接は、面接官の質問に答えればよいわけではありません。その答え方が論理的か、一般的な回答にとどまらず、どこまで受験者本人のオリジナリティが表現できるかが重要です。当塾ではそのような対策をすることで、桜美林受験者の対策をサポートいたします。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
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