■武蔵野大学について
武蔵大学とよく混同される武蔵野大学。成成明学獨国武に含まれるのは武蔵大学であり、武蔵野大学ではありません。
この武蔵野大学の歴史は古く、その前身は1924(大正13)年に設立された武蔵野女子学院となります。その後高等女学院となり、浄土真宗本願寺派本願寺の派立学校となるなどの歴史を経て、現在の武蔵野大学へと成長しました。
こうした歴史的背景のためか、現在でも武蔵野大学は6割が女子という、女子の方が多い大学となっています。
■武蔵野大学のキャンパス
有明キャンパス
〒135-8181 東京都江東区有明三丁目3番3号
グローバル学部/法学部/経済学部/経営学部/データサイエンス学部/工学部/看護学部
武蔵野キャンパス
〒202-8585 東京都西東京市新町一丁目1番20号
文学部/アントレプレナーシップ学部/人間科学部/工学部/教育学部/薬学部
■武蔵野大学の総合型選抜
受験チャンスについて
2021年まで、武蔵野大学の総合型選抜はⅠ期とⅡ期があり、2度の受験チャンスがありました。しかしながら2020年度からは1度の受験機会しか設けられなくなったようです。武蔵野大学は出願期間が比較的早いため、いち早く情報を入手し、出願準備を進めることが、受験生には求められます。
出願資格
武蔵野大学の総合型選抜は、他大学のような評定や英検などが必要ないため、出願しやすいといえます。しかしながら何もせずに出願できるわけではなく、学部学科が指定する課題を提出せねばなりません。出願時に提出しなければならない課題は以下の様に、学部学科で異なっています。
・日本語コミュニケーション学科
多文化共生の観点から見た、自らの住む地域における課題の論文提出。
・法律学科
社会問題についていかなるルールを作って対応すべきかに関する論文提出。
■総合型選抜の口頭試問や面接について
問われることは何か
武蔵野大学の総合型選抜において筆記試験は行われず、面接・口頭試問が行われます。面接と口頭試問の明確な違いがありませんが、強いて言えば、面接は個人の考えを聞くことが中心であるのに対し、口頭試問は筆記試験の代わりに受験生の知識や物事に対する理解度を問う、そう分けることが出来るでしょう。 実際に武蔵野大学では面接的な要素が中心となり、そこに知識や理解度を問う口頭試問の要素を含んだ質問もなされるという比率であると考えると良いでしょう。
法律学科を受験すれば法的な質問が、経済学科を受験すれば経済的な質問がなされるわけですが、それは事前提出の課題やそこから派生すること、および一般的な常識と捉えて良いでしょう。例えば消費税の税率が上がった際には、「税率が上がることでの影響」であったり、「軽減税率の対象とすべきもの」といったことが問われました。
併願可能な武蔵野大学の総合型選抜
併願可能な武蔵野大学の総合型選抜においては、まずは滑り止めとして受験し、その後より難易度の高い大学を受験する生徒お少なくありません。一般的に、併願と専願の入試制度があった場合、専願の方が問題も受験難易度も易しくなる傾向が強く表れます。一方併願は、専願とは真逆の傾向が見られます。
実際に受験した生徒の中には、口頭試問で答えられなかったと述べる生徒はおり、特にその対策としては想定質問を絞り込まず、自らの書類やニュースなどに関心を示して日々チェックし、そして自らの考えを持つようにしていく必要があるといえます。
■武蔵野大学との併願が可能な大学
武蔵野大学の総合型選抜は併願可能ですから、合格しても入学する義務は生じません。したがってより難易度の高い大学を受験したり、安全のために滑り止めを受験していくことも考える受験生が多いことでしょう。しかし注意しなければならぬことがあります。総合型選抜Ⅰ期の合格発表は比較的早く、入学金を納めなければならぬタイミングも比較的早くなっています。入学金は一度支払えば反感されませんので、ご注意ください。
武蔵野大学と併願を考えるならば、併願可能な大学であるか、専願ではあるものの武蔵野大学より難易度が高い大学となるでしょう。それらを元に総合型選抜入試において併願可能か否かをまとめたものがいかになります。
併願可能な大学
国学院大学・武蔵大学・日本大学・専修大学・亜細亜大学・帝京大学
専願であるが武蔵野大学より難易度が同程度か高い大学
■武蔵野大学総合型選抜まとめ
①武蔵野大学の総合型選抜はかつては2回受験チャンスがあったが、今は1回。
②併願ゆえに滑り止めとして受験す要る生徒も一定数いる。
③口頭試問では専門的な知識を問われることもある。
④合格のためには事前に提出する書類、特に課題がかなり重要である。
⑤口頭試問は書類から派生することやニュースを押さえておけばよい。
⑥武蔵野の総合型選抜は、受験日程や入学金支払いタイミングが早い。
■当塾の武蔵野大学総合型選抜対策
まずは小論文に取り組み、基礎的な論文の書き方と文章力を身につけます。8~9月にかけては、事前課題などの作成をサポートし、もし併願校の受験を考えている場合は、その出願および受験対策も致します。その後はいわゆる口頭試問や面接の対策を行いますが、一部で英語での質問が行われる学科もあるため、その対策も行います。
■二重まるを選ぶ5つの理由
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②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
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