■東京科学大学について
2024年10月、東京工業大学と東京医科歯科大学は統合し、新たに東京科学大学が設立されることとなりました。そもそも東京工業大学は、日本の大学で初めて学部と大学院を統一した「学院」が創設され、学士課程及び大学院課程を一貫とした専門分野教育プログラムが実施されています。そのため、昨今は文系に比べ理系の学生が大学院に進学する割合が高く、中でも東工大は大学院へ進学する学生が多いという特徴があります。
現在は理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院の6つの学院で構成されています。キャンパスは大岡山キャンパス、すずかけ台キャンパス、田町キャンパスの3つのキャンパスがあり、それぞれ最寄り駅から徒歩5分圏内の場所にあるので、アクセスは良いといえるでしょう。
■東京科学大学の推薦入試
東京工業大学では総合型選抜と学校推薦型選抜の2つの推薦入試が実施されています。これら2つの入試においてはいずれも、大学入学共通テストの受験が課せられているので、学力に自身のある生徒はチャレンジするとよいでしょう。ほとんどの国公立大学の推薦入試は、合格した場合は入学が義務付けられる専願となっており、東京工業大学も例外ではありません。ですので、併願可能な入試でない限り、他の国公立大学との併願は不可能ですので、この点に注意が必要です。
また東京工業大学は、総合型選抜および学校推薦型選抜において女性を対象とした「女子枠」が導入されています。2024年4月入学の学士課程入試では、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院の4学院、2025年4月入学者の入試では、理学院と工学院の残りの2学院で女子枠を導入するとしています。
■東京科学大学の総合型選抜
東京工業大学では総合型選抜が行われており、理学院を除く5つの学院が対象となっています。いずれの学院も大学入学共通テストが課せられており、それに加えて面接や筆記試験をこなす必要があります。とはいえ、面接や筆記試験の大まかな内容や評価基準が募集要項にて事前に公表されているので、ほかの大学に比べると対策はしやすいといえます。
また、2024年度の入試では、物質理工学院、情報理工学院、環境・社会理工学院の3学院において女子枠が設けられておりました。物質理工学院、情報理工学院の女子枠の面接では、一般枠の評価基準に加え、女性としてどのように社会で活躍するのかといったことが問われています。
工学院
選考方法:大学入学共通テスト+筆記+面接
物質理工学院
選考方法:大学入学共通テスト+面接
情報理工学院
選考方法:大学入学共通テスト+面接
生命理工学院
選考方法:大学入学共通テスト+筆記+面接
環境・社会理工学院
選考方法:大学入学共通テスト+造形課題+筆記を含む面接+面接
■東京科学大学の学校推薦型選抜
東京工業大学の学校推薦型選抜は理学院と生命理学院の2つの学院で実施されています。理学院は総合型選抜の対象外となっているので、理学部を志望する学部は学校推薦型選抜を受験するとよいでしょう。
学校推薦型選抜と総合型選抜の大きな違いの1つとして、学校長の推薦の有無があげられます。東京工業大学の学校推薦型選抜では、両学部において推薦要件が課されています。まず理学院では、正規の授業や課外活動にて理学に関係した課題研究を公的な場で発表した者や国際科学オリンピックに日本代表として出場した者などが推薦の要件となっています。生命理工学院は、数学ⅠⅡⅢAB すべて履修していることに加え、生物、物理、化学のうち2科目以上履修している者となっております。生命理工学院は総合型選抜でも行われており、そちらでは出願要件は課されておりませんので、推薦要件に該当しない生徒は総合型選抜を選択するのも1つの手段です。
また、生命理工学院では女子枠が設けられており、推薦書、調査書、志望理由書といった一般枠と同様の提出書類に加え、学修計画書も書類審査の対象となっております。ですので、志望理由書はもちろん学修計画書にも力を入れて作成しなければなりません。そのためには、なぜ東京工業大学でないとダメなのか、大学でどのようなことを学びたいのか、それをどう生かしていきたいのか、といったことを考え、深めていく必要があるということです。これは一般枠や総合型選抜においても同様のことがいえます。
理学院
選考方法:大学入学共通テスト+書類審査
生命理工学院
選考方法:大学入学共通テスト+書類審査
■当塾の対策
①まずは簡単な小論文を用い、文章力の育成を行います。
②次に事前提出書類の作成を行います。
③事前提出書類完成後は、小論文・プレゼン・面接などの対策を行います。
■他塾との違い
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