二松学舎大学の総合型選抜(AO入試)
■二松学舎大学について
二松学舎は明治１０年１０月１０日、１０並びの日に漢学者であり明治法曹界の重鎮でもあった三島中洲により設立されました。明治維新により西洋の文化が流入する中、東洋の文化を研修し見直すことこそ、日本の本来の姿を知り発展すると唱えたのです。したがって、漢学の研究では二松学舎は大変有名であり、夏目漱石、犬養毅、平塚ライチョウなども二松学舎で学んでいました。
二松学舎の名前の由来は「２本の松」です。２本の松は中国では学問をする場所という意味を持ちます。現在この二松学舎には、文学部と国政政治経済学部の２つの学部しかありません。規模は小さい大学ですが、その分生徒へのサポートは手厚く、学ぶことに関しては充実した環境とサポートが整えられている印象を受けます。
■二松学舎大学のキャンパス
九段キャンパス
住所：〒102-8336 東京都千代田区三番町6-16
ｱｸｾｽ：都営新宿線「九段下」駅下車、2番出口より徒歩8分
柏キャンパス
住所：〒277-8585 千葉県柏市大井2590
ｱｸｾｽ：JR柏駅よりスクールバスで15分
■二松学舎大学の総合型選抜
二松学舎大学では文学部、国政政治系経済学部とも、総合型選抜が行われています。入試要項には「第一希望」という文言が見られ「専願」であるものが多いのですが、中には「併願」が可能な入試制度もあります。
そして文学部、国政政治経済学部とも、総合型選抜にはいくつかの方式に分かれています。それぞれについて後述致しますので、専願や併願、そして入試で自身に合った方式はどれかを考え、最も良い方式でチャンレンジしてください。
■文学部の総合型選抜
文学部：課題図書型入試(専願)
実施学科：国文学科＋中国文学科
出願資格：特になし
試験内容：課題図書に関する小論文(100点)＋面接(50点)
文学部：資料読解型入試(専願)
実施学科：都市文化デザイン学科
出願資格：特になし
試験内容：資料を用いた小論文(100点)＋面接(50点)
＊小論文の資料は、試験の前に事前に送付される。
文学部：書道実技型前期(専願)
実施学科：中国文学科
出願資格：国語評定3.5＋全体評定3.5
試験内容：小論文(40点)＋書道実技(70点)＋面接(40点)
＊小論文の資料は、試験の前に事前に送付される。
文学部：書道実技型後期(併願)
実施学科：中国文学科
出願資格：特になし
試験内容：国語学力審査(100点)＋書道実技(100点)＋書道活動(10点)
文学部：文章読解型入試(専願)
実施学科：文学部全ての学科
出願資格：国語評定3.5
試験内容：小論文(100点)＋面接(50点)
＊小論文の資料は、試験の前に事前に送付される。
■国際政治経済学部の総合型選抜
読解力総合型入試
出願資格：評定3.3
試験内容：読解力総合問題(100点)＋面接(100点)
自己ｱﾋﾟｰﾙ総合型入試
出願資格：評定3.3
試験内容：小論文(100点)＋面接(100点)
■二松学舎大学総合型選抜の提出書類
どんな書類を提出するのか？
文学部は800文字の志望理由書を、国際政治経済学部は、志望理由書や将来の夢など、項目ごとに分かれていますが、合計1850文字程度の書類を提出する必要があります。
書類の出来は合否に関係するか？
二松学舎大学では書類自体に配点はありません。しかしながら、面接ではその内容について問われるため、書類の出来が良ければ面接の点数に影響してきます。
■二松学舎大学の総合型選抜対策
書類の準備にはどれくらい時間がかかるか？
文学部の提出書類は800文字程度の志望理由書だけですから、最短で２週間もあればそれなりのものを書き上げることはできるでしょう。国際政治経済学部は書くべき項目が多く、少なくとも３週間ほどの準備期間が必要だと思われます。
どんな対策をすればよいか？
二松学舎大学では小論文の出来不出来が、合否に大きく影響する入試方式が多いようです。小論文の過去問題自体は交渉されていませんが、HP上にはサンプル問題が掲載されています。まずはそれでそのような問題かを把握し、次にそれと似た問題を全国の大学の過去問題の中から探して取り組む。そうしていくことが肝心です。
■二重まるの対策
二松学舎大学受験者は、そもそも提出書類が少ないために、出願直前の準備でも間に合わぬことはありません。しかしながら確実に合格したい場合はもちろん、他大学も受験する生徒は、やはり早めの準備が必要でしょう。
当塾では2020年度および2019年度入試において合格実績があり、その際の指導内容を元に、質の高い合格に至るレベルの指導を志願者に提供いたします。
■二重まるを選ぶ５つの理由
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②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
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