■名古屋大学について
1886年に公布された帝国大学令によって設立された名古屋帝国大学が前身の名古屋大学は、現在の最難関国立総合大学の7大学のうちの1つであり、東海地方最難関の国立大学となっています。名古屋大学は9学部で構成されており、質の高い教育と専門性の高い学びの環境が整っています。
東山キャンパス、鶴舞キャンパス、大幸キャンパスの3つのキャンパスが名古屋市内にあり、いずれも名古屋市営地下鉄の駅から近く、アクセスは良好といえます。メインキャンパスである東山キャンパスの付近には南山大学や中京大学もあり、他大学の学生との交流も盛んにおこなわれています。また、いずれのキャンパスからも名古屋の中心街へ乗り換えなしで行くことが可能ですので、学生生活は楽しいものになることでしょう。
■名古屋大学の学校推薦型選抜について
名古屋大学では学校推薦型選抜が行われており、全学部が対象となっています。名古屋大学の学校推薦型選抜は大きく分けて2つあり、1つは選考で大学入学共通テストを課していないもの、もう1つは大学入学共通テストを課しているものです。前者は文学部のみで実施されており、それ以外の学部は後者となります。
大学入学共通テストを課す入試、課さない入試ともに、評定や履修科目などの出願条件があり、試験は二段階選抜となっています。これらは学部によって異なりますので、受験生は志望する学部のものをしっかりと確認しましょう。またこれら2つの入試は出願や試験の実施の時期が異なります。
■2回の出願が可能になるケース
共通テストの受験が必要のない学校型推薦選抜では、文学部への出願が可能です。万が一この試験で不合格になった場合であっても、他学部にはなりますが大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜に出願することができます。学部にこだわりが無く、どうしても名古屋大学で学びたいという学生は、こうした方法があることを念頭に置いておきましょう。受験チャンスが増えるため、チャレンジ機会を増やすことが出来ます。当然、一般入試も併せれば、それだけ受験機会はさらに増します。
■大学入学共通テストを課さない学校推薦型選抜(文学部)
大学入学共通テストを課さない文学部の学校推薦型選抜に出願できるのは、評定平均4.2以上ある受験生のみです。
第1次選考は推薦書や調査書、志願理由書などの提出書類の審査です。第2次選考では英語の文章を読み、日本語で論述する形式の小論文に加え、プレゼンテーションを含む面接が行われます。
小論文では、英語の課題文を読み、内容を理解しなければなりません。過去問の傾向に合わせた対策をするのであれば、まずは長文読解の練習が欠かせないものになります。その試験内容ですが、課題文の内容を日本語でまとることや、本文の内容を踏まえた小論文も書くことが求められます。したがって、要約や小論文の練習も欠かせないものになるといえます。プレゼンテーションでは、志望理由書に記載した内容に関する5分間の発表が求められます。その後、プレゼンや提出書類に関する10分程度の質疑応答が行われます。プレゼンでは、内容やいかに上手に話すかなども重要かもしれません。ただ、そういったことはほかの受験者も考えることですので、あまり他者との差をつけることは出来ないと考えた方が良いでしょう。他の受験生に差をつけ、面接官へ良い印象を残すためには、発表の仕方に工夫することも1つの手段として有効です。
■名古屋大学の併願校
ほとんどの国公立大学の推薦入試は専願となっており、名古屋大学の学校推薦型選抜もそのうちの1つです。したがって、原則としては他の国公立大学の推薦入試や私立大学の専願の入試と併願できませんので注意しましょう。
名古屋大学は最難関国立総合大学の7大学のうちの1つであり、それは推薦入試においても変わりません。ですので、滑り止めでどこかの大学を受験しておくことをお勧めします。もし滑り止めや併願校を推薦入試で受験する場合、推薦入試では併願可能な私立大学を受験し、その後、名古屋大学の学校推薦型選抜を受験する流れになるでしょう。併願校としては愛知県内であれば南山大学、関東でしたら慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、関西でしたら同志社大学、立命館大学などが候補となります。
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