■群馬県立女子大学について
群馬県立女子大学は1980年に設立された県立の大学です。1970年代、日本では大学進学率が徐々に上昇していきましたが、群馬県内ではその値が伸び悩んでいました。特に女子は大学進学希望者は多いものの、男子以上に進学率が伸び悩んでいたことから、群馬に女子だけを受け入れる公立大学が設立されたのです。
ちなみに、国公立の女子大学は日本で4校しかありません。お茶の水女子大学、奈良女子大学が国立であり、群馬県立女子大学、奈良女子大学が公立です。
■群馬県立女子大学のキャンパスについて
住所:〒370-1193 群馬県佐波郡玉村町上之手1395-1
アクセス:JR高崎線新町駅からバスで10分
■群馬県立女子大学の総合型選抜
多くの公立大学では、総合型選抜と学校推薦型選抜の2つの推薦入試が行われています。群馬県立女子大学も同じように2つの推薦入試の制度があり、まず最初に行われるのがこの総合型選抜です。
募集学部・学科と試験内容
文学部-国文学科 面接(70)+書類(30)
文学部-美学美術史学科 面接(70)+書類(30)
文学部-総合教養学科 面接(70)+書類(30)
国際コミュニケーション学部 プレゼン(50)+面接(40)+書類(10)
総合型選抜の対策について
群馬県立女子大学の総合型選抜は、筆記試験が行われません。試験内容は書類、そして事前提出書類にも続いて行われる面接になります。また国際コミュニケーション学部においてはプレゼンテーションが行われます。書類とは志望理由書や自己推薦書、そして面接用作文となり、これらに力を注ぐことは言うまでもないでしょう。また国際コミュニケーション学部で行われるプレゼンテーションは10分の時間が与えられ、特に決まった形式はありません。
ここで重要なことは自己アピールに終始してはいけないということです。もちろん自身の活動や興味・関心をアピールすることは重要ですが、それらが大学での学び、および将来と関連付けることが求められるでしょう。
■群馬県立女子大学の学校推薦型選抜
公立大学の場合、学校推薦型選抜は1つの高校からの受験者数に制限をかけている場合があります。群馬県立女子大学でもこの制限はありますから、特に群馬県内の高校に通っている生徒は、まずは高校の中での競争に勝つ必要があります。また、公立大学では通っている高校を「県内のみ」と限定している場合がありますが、群馬県立女子大にはこの制限はなく、どこに住んでいても受験可能です。したがって、群馬県で花地域の高校通っている生徒の方がこの群馬県立女子大学は受験しやすいといえます。
募集学部・学科と試験内容
文学部-国文学科 面接(30)+小論文(50)+書類(20)
文学部-英米文化学科 面接(30)+英語➔日本語小論文(50)+書類(20)
文学部-美学美術史学科 面接(30)+デッサン(50)+書類(20)
文学部-総合教養学科 面接(30)+小論文(50)+書類(20)
国際コミュニケーション学部 面接(40)+プレゼン(50)+書類(10)
学校推薦型選抜の対策について
群馬県立女子大学の学校推薦型選抜は総合型選抜と異なり、小論文を課せられる学科が多くなっています。この小論文は全体の配点の半分を占めますから、特に力を入れて取り組まなければならないといえます。総合他選抜は受験者本人の興味や関心を見るのに対し、この学校推薦型選抜はそれだけではなく、小論文を通した表現力や考え方も審査対象になると捉えて良いでしょう。
また面接も高い配点が占められていますが、事前提出書類が総合型選抜と比べて少ない分、どの様な質問がなされるのか判断しにくいかもしれません。この場合も自己PRに終始せず、大学での学びとキャリアビジョンをつなげるような練習は欠かせないとお考え下さい。
■群馬県立女子大学の小論文対策
公立大学の推薦入試で行われる小論文は、60~90分の時間内に、600~1000字の文章を書くというのが一般的です。群馬県立女子大学の学校推薦型選抜で出題される小論文もこの形式であり、内容も平均的なものであるといえます。
多くの高校生は小論文を書いたことはなく、そのための学習は書き方に終始してしまいます。ネットや参考書、および高校の先生が推奨する書き方である、序論・本論・結論の3つに分け、序論委は結論を書き結論のサンドイッチにするという書き方は、確かに小論文の書き方の1つであり、間違えではありません。しかし公立大学受験者の多くはその書き方をしており、それでは差がつかないことも事実です。よって合格するにはそれを超える書き方を身につける必要があり、受験生にはそれを学んでもらいたく思います。
そして小論文はその形式以上に、内容が重視されることは言うまでもありません。受験する学部や学科によって扱われやすいテーマを調べ、そのテーマに関する知識や状況、考え方を身につけ、自分の主張を持つことを心がけましょう。
■群馬県立女子大学のプレゼン対策
国際コミュニケーション学部では総合型選抜においても学校推薦型選抜においてもプレゼンテーションが課せられています。しかし、テーマもやり方も異なりますから注意が必要です。やりやすいのは形が決められていない総合型選抜の方でしょう。どれだけ準備した、どれだけ\工夫したかでかで評価が変わるわけですから、このプレゼンは楽しんでやると良いでしょう。学校推薦型選抜のプレゼンは道具などを使てはいけないスピーキング形式です。この場合においてもある程度の工夫は可能ですので、ぜひ面接官と対話形式のプレゼンになるよう心がけてください。
■当塾の対策
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能です。
②オンラインだけでなく、東京で対面授業を行います。(8時間×10日間)
③指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
④料金の追加はございません。
⑤塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
小論文や面接対策、それにプレゼン対策もほぼ毎日可能です。特に小論文は添削だけではなく、テーマになった事柄をそれぞれの生徒がどう考えたのか、その意見共有もしております。そうすることが広い知識と深い考えが構築されますから、書きたいと思えることが増えていき、これこそが小論文では大切なことだと考えています。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
■説明会・対面授業の情報
説明会の情報はこちら➔説明会