■関西学院大学のキャンパス
西宮上ヶ原キャンパス
〒662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1番155号
関西学院大学のメインキャンパスになります。ほとんどの学部がこの西宮聖和キャンパスにあります。最寄り駅は阪急今津線の甲東園ですが、駅からは急な坂道を15分ほどかけて登らなければなりません。 甲東園の駅からはバスも運行しており、歩いていくものとバスに乗るものとに分かれます。
西宮聖和キャンパス
〒662-0827 兵庫県西宮市岡田山7-54
関西学院大学の教育学部がこのキャンパスを利用しています。このキャンパスの裏手には神戸女学院大学があります。最寄り駅は阪急今津線の門戸厄神になり、そこからは急な坂道を10分ほど歩くことになります。メインキャンパスからは徒歩10分ほどで、最寄り駅は門戸厄神になります。メインキャンパスと立地としては大差ありませんが、このキャンパスはバイクや原付での通学が認められていないので、その点がやや不便だと言えます。
神戸三田キャンパス
〒669-1337 兵庫県三田市学園2丁目1番地
総合政策学部と理工学部がこのキャンパスを利用しています。最寄り駅は三田駅となり、そこからはバスでキャンパスに行くことになります。関西学院大学の中で唯一、自動車通学が認められています。
■関西学院大学の総合型選抜について
ここ数年、関西学院大学は推薦制度を毎年のように変えています。しかしながら2022年秋に行われた2023年度の推薦入試では、この数年の流れをまとめたかのような形に落ち着いており、今後しばらくは、その形を維持することとなるでしょう。関西学院大学の総合型選抜分類すると、①グローバル入試、②スポーツ選抜入学、③探求評価型入学試験、④学部特色入学試験の4つの形で行われています。
受験生はHP等で情報を探し、過去の入試倍率を調べるなどすることでしょう。しかしながら、出願資格も入試内容も異なるために、2年以上前の入試倍率は参考にならないこともあるので、注意が必要です。その中でも特にグローバル入試は、最もそのことが当てはまるものであるといえます。以前の入試倍率はアテにはあらないこと、そして以前の入試を知っている方は、今は違う形になっていることなど、注意するようしてください。
■グローバル入試
関西学院大学で行われているグローバル入試には、毎年毎年その形を変えています。近年、このグローバル入試はⅠ~Ⅲまで3つのタイプに分かれ、まずⅠはCEFR-B1レベル以上つまり英検2級程度の英語資格(理系はB2の英検準2程度)に加え、90日以上の留学経験があることで出願が可能となります。Ⅱはインターナショナル・バカロレア取得者が対象となり、Ⅲは帰国生入試となるため、最も出願しやすいのはⅠということになるでしょう。
しかも、グローバル入試Ⅰにおいては、理系学部への出願に関しては留学経験が不要です。このことから、英検2級以上を取得した理系学部志願者は、かなり有利に入試を勧めていくことが可能となります。
入試倍率から見ても、グローバル入試はかなり有利な入試制度であることが分かります。よって関西学院大学を第一志望に考えている受験生は、まずは出願資格を得ることに力を注ぐと良いでしょう。しかしながら、出願資格を得たからと言って必ず合格するとも限りません。実際に私の塾でも、出願資格を得て受験したものの、不合格になってしまったという生徒がおります。出願資格を得て安心するのではなく、それなりの入試対策は必要であるとお考え下さい。
対象学部
全学部
出願資格
CEFL B1+90日以上の留学
*理系学部は留学経験不要!
試験内容
一次試験:英語+小論文
二次試験:面接(口頭試問)
■探求評価型入学試験
この入試制度は高校時代の探究活動実績がある生徒を対象としたもので、CEFR-B1レベル以上つまり英検2級程度の英語資格(理系はB2の英検準2程度)が必要になります。探求科などの学科に在籍していた生徒や、普通科であっても何らかの探求成果があれば出願が可能となります。
近年、全国の高校で探求科という学科を設置するところが増え、さらには普通科であっても探究活動を行うところも増えてきました。こうした学校に通う生徒は何らかの探究活動を行ってきたでしょうが、学校ではなく独自に何らかの活動を行ってきたという生徒でも出願は可能です。
では、探究活動の有無はどう判断するかというと、その活動の成果を発表したか否かが重要となります。これまでは校外に向けた発表に限られていましたが、2023年度入試においては、校内での発表でも出願が可能となりました。しかしながら、どこまでが探究活動として認められるのか、これには注意が必要です。とりわけ校外における探究活動の中には、わずか数日間の活動というものも存在します。そうしたものを実績とし、この入試を受験しても、良い結果には結びつかない例も数々存在致します。
関西学院大学では、様々な形の入試説明会が開かれています。どのような活動が探究活動として認められるかに関しては、決して学生の意見をうのみにせず、せめて責任ある担当者から話を聞くようにしましょう。
対象学部
全学部
出願資格
CEFL B1+探求成果
試験内容
一次試験:探求成果の評価
二次試験:面接(口頭試問)やプレゼン
■学部特色入学試験
この入試制度は、各学部が定めるアドミッション・ポリシーに即している受験生を見極め、合否判断するというものです。総合型選抜やAO入試を少しかじった受験生は、「だったら志望理由書が重要だ」と考えてしまうかもしれません。たしかにそういう側面もありますが、関学の場合一次試験は英語や小論文の筆記試験が課せられ、これらで点数を積み重ねなければ一次試験には合格出来ず、二次試験には進めません。つまり、志望理由書だけでは合格することは出来ず、英語や小論文の対策が最も重要であるということになります。
学部特色入学試験と名前がついていますから、試験内容やアドミッションポリシーは、受検する学部や学科によって違いがあります。たとえば教育学部幼児教育学科などでは、グループ遊びといった試験があるなどし、そうした対策も必要になります。
また、試験内容や求められる特性が異なるわけですから、若干ですが学部によって合否基準が異なります。そもそも出願資格も学部によって異なり、英語資格を持っているだけで出願できる学部もあれば、何らかの活動実績が必要なところもあります。
さらに、学部によってはいくつかの出願方法に枝分かれしている場合もありますので、入試要項や出願資格をよく確認する必要があります。
出願資格と試験内容
神学部・・・・・洗礼を受けている者
文学部・・・・・CEFL B1以上
経済学部・・・・数学の評定4.0もしくは数検2級
商学部[高度資格]・・・・・全商簿記1級
商学部[事業経営]・・・・・事業経営を志向+英語資格スコア提出
商学部[商業科]・・・・・・商業系高校+評定4.3+全商簿記1級
人間福祉学部・・・・・・活動実績or起業プランなど+CEFL B1
国際学部・・・・・・・・文化芸術活動の実績
教育学部・・・・・・・・CEFL B1+活動実績or生徒会活動or検定
総合政策学部・・・・・・CEFL B1
理学部・・・・・・・・・評定3.8+CEFL-A2
工学部・・・・・・・・・評定3.8+CEFL-A2
生命環境学部・・・・・・評定3.8+CEFL-A2
建築学部・・・・・・・・特になし
■受かりやすい学部はどこか!?
ネット上では、「人間福祉学部が受かりやすい。」 「立地が悪いため三田キャンパスの学部は受かりやすい」などの情報をよく目にします。たしかに一般入試においては偏差値や合格最低点のデータから、合格しやすい学部を割り出すことは可能です。
しかしながら、推薦入試では全く異なる基準で審査されているわけですから、一般入試のデータを当てはまることには無理があるといえます。実際に、人間福祉学部の中でも社会起業学科は人気が高い学科であり、推薦入試でも倍率が高騰しがちです。
また、メインキャンパスではないということから、総合政策学部(三田キャンパス)や教育学部(西宮聖和キャンパス)が受かりやすいのではないかと考える受験生も多くいます。たしかに総合政策学部は4~5年前までは受かりやすい学部でありましたし、教育学部も入試結果を見れば一見、受かりやすそうに見えるケースもあります。しかしながら総合政策学部はここ数年で人気が上昇し、2021年度入試まで行われていたグローバル入試では、かなり高い倍率になっていました。そして教育学部に関しては、入試倍率が低いケースもありますが、教育科学コースなどは倍率が高くなることもよくあります。
2023年度入試においては推薦の出願資格が厳しくなったために、英検2級で出願できる学部などが高騰すると予想されます。
■コロナ禍は受かりやすかった!?
2022~2024年度入試において、グローバル入試はたしかに受かりやすかったといえます。特に留学経験がある生徒を対象としたグローバル入試Ⅰにおいては、倍率から見てもかなり受かりやすいことがうかがえるでしょう。実際に私もその指導にあたりましたが、他の入試制度では確実に不合格になると思われる生徒であっても、このグローバル入試を受験出来たため、合格できたと思われる生徒がいました。
一方、他の入試制度においては、英語や小論文の筆記試験の出来はもちろんですが、欠席日数や評定といった、いわゆる調査書の良し悪し持つ欲合否に影響したと思われます。関学をグローバル入試以外で受験する場合、欠席日数は3年間で30日以内、評定は少なくとも3.4ほどは必要であるとお考え下さい。
■二重まる学習塾の関西学院大学対策
①関学特化の英語・小論文対策!!
当塾ではこれまで、多くの塾生が関西学院大学を受験してきたため、どんな入試方式でどの学部を受験する生徒に対しても、経験に基づいた指導やアドバイスが可能です。
関学の過去問題はおよそ10年分ほどあるため、傾向を分析したうえで効率の良い対策が行えるようにもしております。関学を志望する受験生も毎年多くいるため、英語や小論文の授業は関学に合わせた形の対策授業になっていることはもちろん、どうすれば効率よく実力を伸ばし、点数に結び付けられるかといった、指導のノウハウがございます。さらには、関学対策専用のテキストも作成しており、きっとほかのどの塾に行くより効果的な学習が可能でしょう。
②毎日指導+授業時間に制限なし
当塾では月曜日と木曜日に英語を、残りの曜日に小論文や提出書類の指導を行っています。また希望者には金曜日にも、小論文ではなく英語の指導をすることが可能です。
このように生徒たちは、関学に合わせた指導を毎日受けることが可能となります。これだけの質と量を備えた指導を受けられる塾は、他にはないはずです。
③大阪で対面授業を行います。
オンラインの指導だけではなく、当塾は東京・名古屋・大阪・福岡などで対面授業も行います。関学受験者の多くは関西県在住ということで、大阪でも特別授業を行います。ここでは関学の学生もお手伝いに来てくれますから、試験の様子や対策などを、直接聞くことが可能です。詳細は以下のリンクで。
④塾長自らが指導します
当塾では塾長自らが指導します。他の塾では指導のメインは大学生になり、毎回指導する学生が変わるため、積み上げ式の学習が出来ないケースもあります。高い合格率を誇る指導を全ての生徒が受講できる、それが当塾のアピールポイントの1つです。
⑤追加料金なし
当塾の料金体系は3つのみです。受験する大学が増え、指導時間が余分に必要になったとしても、追加料金は発生しません。これは総合型選抜やAO入試で大学進学を目指す上で、お金の心配をなくし対策に集中できるという点で、とても重要なことになります。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
■説明会・対面授業の情報
説明会の情報はこちら➔説明会